わたしのひとりごと

お付き合いいただきありがとうございます。

懐かしいひと

こんばんは、ぺりです。

 

前回の記事で紹介した、骨を彩る。

 

4話目の「ハライソ」

数年前にネットゲームで知り合った5歳年下のヨシノは今では妹のような存在。毎週金曜の夜は、ヨシノとチャットで話したり「ハライソ」というネットゲームをしたりするのが浩太朗の習慣になっている。

ある日、初体験についての相談を受けるが、実は浩太朗自身未だ童貞で、、、。

 

友情みたいな、家族みたいなふたりのやりとりにクスッときます。

 

 

これを読んで、思い出した人がいます。

 

 

わたしは高校生の頃、初めのきっかけはなんだったのか思い出せないけれど、うまく学校に馴染めずにいました。

 

中学受験に失敗し、悔しくて、絶対に受かってやるー!と、3年間猛勉強してリベンジ入学したのはその第一志望中学の付属高校でした。

念願叶っての入学、それなのに、どこか胸につっかえる感じがして、その理由もわからずもんもんとしていた夏休み。

全国大会で優勝するような強豪の部活に所属していましたが、そこまでやりたかったかどうかもわからなくなり、夏休み前半の日程が終わると、お盆明けは無断で休むようになりました。

 

県外の私立の高校に通っていたので、クラスメイトも県外で会いにくく、地元の高校に進んだ友達とも疎遠、バイトも校則で禁止されていて時間をもて余していたわたし。

当時流行っていた前略プロフィールというSNSを通じて、チャットというものを初めて知りました。

 

いつも誰かがログインしていて、宿題終わらないとか、夕方まで暇だとか、たわいもない会話ができる。

部屋にいても一人だけど、ここに来れば自分をかまってくれる人がいる。

 

そこからはもう、どっぷりとネットのコミュニティにはまっていきました(笑)

 

いろんな人がいました。

当時はまだネット=出会い系みたいな感じもあって、二言目には「アドレス交換しよう」「電話番号教えて」「会おうよ」

わたしの使っていたチャットは部屋にいる全員に送るメッセージと、特定の人にだけ送れて他の人にはバレない、みたいなメッセージがあったので、それで連絡先をやり取りしてる人がいました。

入室したのに全然喋らないままでていく、みたいな人は異性にだけ個別で声かけてるのバレバレ(笑)

 

チャットを始めたときに連絡先は教えない、と決めていたので仲良くなった人がいてもはぐらかしたりしながら楽しんでました。

 

だから、なぜ、その時はそうだったのかとても不思議なのですが。

 

出会ったばかりで別にまだそんなに仲良くなくて、しかも明らかに男の人とわかってたのに、どちらから提案したのかも忘れてしまったのですが、個別のやりとりでアドレスの交換をした人がいたんです。

 

他の人みたいにガツガツと出会いを求めているわけでもなく、ちゃんと友達も彼女もいてチャットなんてしなくても良さそうな、いわゆるリア充なK君

 

正直交換したものの、なんでこの人とメールしてるんだっけな~みたいな疑問をずっと抱いてました(笑)

 

 

 つづく

 

 

 

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