わたしのひとりごと

お付き合いいただきありがとうございます。

続々 懐かしいひと

完結(´・∀・)

 

 

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K君と出会ってから、かれこれ2年ほど経った高校3年生の夏のこと。

 

 

K君「今から○○行くわ~」

 

 

 

え、まじで?

 

 

 

 

 

(;;;;゚;;;Д;;;゚;;;)

 

 

(この顔文字も懐かしい、当時ヘビロテ)

 

 

 

え、まじで?

まじで

まじで??

まじでまじで!

 

こんなやりとりではなかったけど←

どうやらほんとに来るらしい、うそー!

と、帰りの電車で超緊張してました。

 

写真で顔も見たことはあるけれど。

インターネットで知り合った女の子と会うことはあったけれど。

まさかK君と会うことになるとは思ってなかったのです。

 

今までのが嘘でヤリ目野郎だったらどうしよう、、、という気持ちがなかったとは言わないけれど、連れ込まれるような場所も近所にはなかったのでその点は安心してました。

 

わたしが地元駅に着くのと、K君が某県からやってくるのとそんなに時間差はなく、制服を着替えに帰る時間もなく、

 

「お~(´・∀・)ノ」

 

 

 

K君ktkrktkrktkrーーー!!!(゜∀゜)←当時のテンション

 

 

 

といっても、別にどこに行くでもなく、駅前のデパートをふらついたり、マックに行ったり、公園に行ったり、正直何を話していたかも全然覚えていませんヾ(´ー`)ノ←

 

わたしはその時男友達って全然いなくて、何話せばいいんだろ~!?ってなってたんだけど。

 

そこはK君さすがですよ。リア充ですよ。

話題が尽きない!面白い!覚えてないけど!

よく送ってきてくれた友達の変な動画もいっぱい見せてもらって大笑いしました(*´ω`*)

 

 

当時の日記には

「とても楽しかった1日。忘れるなよ、ぺり。」

みたいなことが書いてあったので、わたしのもんもんとしためんどくさい理屈っぽいネガティブは、K君と過ごすことで少し救われたのだと思います。

 

誤解のないように言っておくと、わたしにはちゃんと学内学外に友人もいたし、相談もできたし、彼女たちがいなかったら今こんなに自分を好きになることもなかったと思います。

 

それでも、どうしても近しい人には言えないことがあったり、とにかくただうんうんと聞いてほしいことがあったりして、それをK君に求めていたのだと思います。

 

それからもK君とは相変わらずメールのやりとりが続き、その冬と、大学1年の秋にも遊びに来てくれました。

 

高校ももうすぐ卒業でわたしのメンタルはメキメキと回復し(笑)

アルバイトを始めたこともあり、学校の外にコミュニティができて最後は学校生活も楽しむことができるようになりました。

 

 

その、当時のわたしを支えてくれていたK君という存在が、「骨を彩る」の「ハライソ」を読んだときにぶわああああって思い出されて。

 

ハライソは、喪失がテーマのひとつでもある骨を彩るの中でも、童貞喪失という比較的明るいお話(笑)

その相手はネットの向こうの、自分を頼って甘えてくれるヨシノじゃなくて、むしろ二人の関係は友情よりも家族のような気のおけないリラックスした関係になってきてる。

 

わたしにも、こんな大切な人がいた。

でも、少しずつ、忘れてゆくんだな。

 

 

K君と最後に会ったとき、わたしには恋人ができるかできたかっていう時期で、もうきっとこれで最後になるなと感じてました。

その予感通りというか、結局わたしが恋人優先になり、恋人に対するうしろめたさから連絡を取り合うこともなくなっていきました。

 

 

何度か誕生日にメールをしたり、震災で安否確認をしたり、たまに思い出すことはあっても、K君はわたしの生活から遠ざかっていきました。

 

その後、今から2年くらい前に、いつの間にかLINEの友達リストに追加されているK君を発見し、半年くらいちょこちょこ連絡をとっていたんだけど、元気そうで何より。

 

高校卒業してから、何をしているかよくわからなかったK君は、いつの間にか立派な救急救命士になったそうです。

 

まだ高校生だったのにね、お互い働いてるんだね~(´・∀・)

と、相変わらずのほほーんなK君でした。

 

 

ちょっとまだ書きたいことがあったけど、また後ろ向きになってしまうので。

 

K君のはなし、終わりヾ(´ー`)ノ