こんにちは、ぺりですヾ(´ー`)ノ
完全に間違った転職活動に奔走するぺりが目を覚ましたはなし(笑)
ほぼネタです。
今思い返しても自分が情けない、笑って読んでやってください(笑)
前回までのはなしはこちらから。
エントリーから面接までの流れ
面接力向上セミナーを受講し、変にポジティブに拍車がかかったぺり。
もともと、パパッと決断して、悩むよりまずやってみよ!な性格なので、何も変わらない時間に耐えられず、
(書類落とされたらそもそもご縁がないってことだし、気楽なもんさ!)
と、「気になる一覧」に登録していた企業15社に一斉にエントリーしました。
フラグが、、、フラグが立ってきましたよ、、、!(古い)
その15社のほとんどは、例の「無形商材・法人向け・営業系」で「気になっている気になっていた企業」でした。
しかし、その同時にエントリーした中に一社だけ、
(働くならここがいい!!こういう理念のもとで働きたい!!!)
と思える第一志望のベンチャー企業がありました。
少し場数を踏んでから応募しよう、なんてことを企んでいたのですが、他社に応募している間に募集を締め切ってしまったら意味がない。
ということで、結局一斉にエントリーしました。
他社の面接に行けるかもわからないのに。
ちなみに、リクルートエージェントでのエントリーの流れはとっても簡単。
事前に職務経歴書とキャリアシート(履歴書のようなもの)をWEBから提出してあれば、専用ページやアプリからボタン一つでエントリーできます。
その際特に志望動機などの入力はありませんでした。
じゃなきゃ一斉エントリーなんてできんわな、、、。
さて、一斉エントリーの結果、、、!
第一志望のベンチャーからその日のうちに書類通過のお知らせが来ました!早っ!
書類通過の連絡は専用ページを通してメールで自動配信されてきます。
メールには書類が通過し面接に進んだ旨と、面接の候補日、返答期限の他、詳細な選考情報が記されていました。
面接日は5日ほど日にちと時間帯が提示され、その中からできるだけ幅広く調整可能な日程を返答するように、といった内容です。
企業に直接連絡をするのではなく、WEB上のシステムから候補日を選択し送信します。
それを担当エージェントが管理し、企業とやり取りしてくれます。
早速第一志望企業から面接連絡を受け取ったぺり。
他の企業との調整をしようかとも悩みましたが、返答期限は翌日午後まで。
さらに「レスポンスの速さも重要です」なーんて書いてある、、、。
(どうせ他は落ちるだろうし、何か接点を見つけてもらったんだな、ありがたや、頑張ろう!)
と、準備を考えて1週間後の面接候補日を指定しました。
予想外の通過率にパニクる
一斉エントリーした翌日。
仕事の休憩時間になりメールをチェックするぺり。
(おや、なにやらメールがたくさんきているぞ、、、?)
*ご対応ください*B社選考のご連絡
*ご対応ください*C社日程調整
*ご対応ください*D社説明会の~
ななななんと、さらに3社から通過の連絡が来ていました。
お、恐るべし転職最盛期よ、、、(;'∀')
(あ、あかん、指定された日程じゃ足らない、、、これは1日に2社やらないとなパターンなのか?泣
はっ、またメールが、、、!!)
*ご対応ください*E社
(Huuuuu\(^o^)/☆)←キャパオーバー
結局、この後もう1社通過連絡が来て、6社の面接が決定しました。
候補日として提示された日程ではとても全社の面接を受けることはできなかったので、候補日以外の自分の都合のつく日で、幅広く時間を申請しました。
その場合もやはり担当者が調整し、再度最終確認のメールが来ます。
専用ページでは自分がどの企業といつ約束が確定しているか、確定していない企業は何日が候補になっているか確認できるので、うまくブッキングしないように申請します。
わたしはテンパりすぎてブッキングさせてしまいました(笑)
そうした場合には担当者から電話が来て、また調整しなおしてもらえます。
エントリーからの1週間は、ほとんど第一志望の企業の対策に充てました。
通過連絡のメールには、所要時間や持ち物だけでなく、面接のポイントや過去の質問内容が添付されていましたので、それをもとに回答を考えることができました。
エージェントサービスの大きなメリットですね。
第1志望のベンチャーA社は職歴よりも価値観の一致を重視していたので、企業の想いを理解しようと、HPだけでなく過去のコラムやインタビュー記事なども探してきて読みふけっていました。
知れば知るほど、A社が好きになりました。
素敵な人事との出会いで目が覚める
ーそして迎えた面接当日ー
A社「ぺりさん、僕と同い年なんですよ!緊張せず友達と話すような感じでオッケーなんでよろしくお願いします!」
と、想像通りフランクな雰囲気で、とても気さくな人事の方。
現在の仕事について、売り上げを伸ばすことができた理由は何か、どうしてそうしようと思ったのかなど聞かれ、最初はスムーズに受け答えができていました。
しかし、
A社「転職することで、ぺりさんが得たいものって、どんなものでしょうか」
ぺ 「~~な~~~で~~(あれ、うまく伝わらないな)」
A社「5年後、どうなっていたくて転職するのですか」
ぺ 「自分の~~~に~~~したくて~~(人事の方、なんか、変な顔してる、、、)」
A社「ぺりさんの転職活動の軸って何でしょうか?」
ぺ 「えっと、軸ですか、、、えっと、うーんと、、、(あわわわわ)」
軸、、、?
転職活動の軸。生き方の軸。
過去の質問でもあったのに、企業研究でも何度も考えたのに、その瞬間、わたしの頭の中は「?」だらけになってしまったのです。
考えたつもりになっていたのは、模範解答。
面接中、もやりもやり感じていた違和感の正体は、自分の口から発せられる言葉が、まるでわたしの言葉ではなかったからでした。
そのことに気づき、何も言えなくなってしまったわたしに、人事の方がやさしく語りかけてくれました。
A社「ぺりさん、わたしはぺりさんの正直な言葉を聞きたいんです。
そうじゃないと、ぺりさんが叶えたいことが弊社でお手伝いできることかどうか、判断することができません。
わたしはみんなに楽しく働いてほしいと思っています。
もし、この場でぺりさんの本音が聞けないまま入社していただいて、ぺりさんが働いたときにギャップを感じてしまったり辛い思いをしたりすれば、わたしは後悔してしまうので、ちゃんと話を聞かせてもらえますか?」
こんなニュアンスだったと思います。
不満ばかりで逃げるように転職しようとした自分が恥ずかしくなりました。
悶々と転職したい気持ちを持て余しているときにA社を見つけたこと、企業理念に一目ぼれのように強く惹かれたこと、その理念に沿って面接対策をしてしまったことを正直に話しました。
話しているうちに、このまま転職活動をしてもうまくいかないなと、もうほとんど転職する気がなくなっていました←
あんなにここで働きたいと思っていたのが嘘みたいに、気持ちがすうーっと冷めていきました。
冷めてっていうと聞こえが悪いですね。
人事の方のその言葉で、やっと冷静になれました。
自己分析したつもりになっていた、キャリアの棚卸をした気になっていた、でもそれは、転職を目的にした後付けのハリボテだったんだ、と。
人間が働いているんだもん、仕事の不満が溜まることくらいあるのよ、
でもそんなときだから、「じゃあどうしたいのか?」っていうポジティブなキャリアの見直しが必要だったんだ!!
わたしが働いてて1番充実してたのって、どんなとき?
どうしてそう思うの?それってこういうことを大事にしていたからだよね?
って、もっと自分に目を向けなきゃいけなかったんだ~!!
当たり前のことなのに。
すごく当たり前のことなのに。
20代のうちが有利とか、
大きな実績を作ったこのタイミングでとか、
打算的なことばかり考えて、そんな当たり前ができなくなっちゃっていたんだな、、、。
そしてここに着地するのです。
全社辞退して自由の身に
そのA社面接後、夜にもう1社の面接、別日に4社の面接・説明会が控えていました。
(転職するよりも、今は自分のことをちゃんと見つめなおしたい、、、)
そう思っていましたが、とにかく今決まっている面接には何としても行かなくてはなりません。
理由は一つ。
面談の際、エージェント利用にあたり、一次面接の辞退は原則不可と釘を刺されていたからです。
これはどこのエージェントでもそうだと思います。
転職エージェントは企業との信頼関係で成り立っています。
企業はエージェントを利用することで、優秀な人材を採用するまでにかかる膨大な時間と費用をカットしているのです。
信頼のあるエージェントに依頼することで、やみくもに募集をかけるより、希望に近い人材を採用することができるからです。
求職者がエントリーしたあと、エージェント内でその人が企業に推薦できる人かどうか、審査をしてから企業に打診するんですね。
ですから、こちらから「この人良い人材です!」って時間とってもらって面接セッティングしたのに、「やっぱやめた」は困るわけです。
直近の休み3日間に面接が決まっていて、とりあえずそれさえ終わればと、なんとかそれなりに企業に迷惑がかからないよう準備に取りかかりましたが、その間にさらに2社の面接連絡が。
(ちょっと、今は落ち着きたい、、、。)
でも辞退はできません。
仕方なくかなり先延ばしにした日程の希望をだし返答。
翌日また2社の面接がありましたが、すっかり転職意思がなくなってしまっていたので、手応えもなにもなく、、、。
その日は2月末の、雪が降るんじゃないかと思うくらい底冷えした日。
慣れないスーツに身を包み、体は芯まで冷えきって、帰宅したとたんに倒れこんでしまいました。
(あと、4社、もうちょっとでこの不毛な消化試合の日々が終わる、、、)
自分で始めたくせに自分勝手なやつ(笑)
その極寒の日の面接以降、体調を崩しました。
そんな中通勤時間も、休憩時間も、帰宅してからも、もう入社する意思もない会社の履歴書書いたり面接対策したり。
そしてまた翌日に面接を控えた日曜日。
ついに体がSOSを出しました。
いつもより3週間以上も早く、その月ニ度目の生理がきました。
(あ、、、これはもうあかんやつだ)
これ以上はもう続けられないと判断しました。
早速担当エージェントに今の気持ちと、転職意思のないこと、今決定している面接は責任を持って受けるつもりだということをメールで伝えました。職場だったので。
正直、誠意を見せることで明日のは無理でも先の選考はなしにならないかなという下心もありました←
日曜日だったので返事はないかと思いましたが、その日は出勤日だったようですぐに返信がきました。
担当はエージェントサービスの停止を快く承諾してくれ、さらに「転職活動自体を中断するなら、わたしから選考中の企業に辞退連絡をしましょうか?」とまで言ってくれました。
(えっ、辞退、していいの???)
翌日の面接も辞退できるとのこと。
あんなに検索しまくってしまくって、でもそういう理由で辞退した人が見当たらなくてオワタ感溢れた日々はなんだったの~!!!
内心スキップしながらこれ幸いと、エージェントの登録自体も退会してもらいました。
ということで、わたしは企業に直接電話することなく土下座することなく転職活動を強制終了させました。
その後特に企業からクレームが入ることなく、求人メールも数日すると停止され、晴れて自由の身となりました。
転職しない転職活動に踏み切ったことで、もう一度自分のキャリアと向き合うために、やっと一歩を踏み出すことができたのです。
転職活動してみた中で、エージェントについていろいろ思うことがありましたので、それもまた近いうちに書こうと思います。
また、これはあくまで転職活動自体を中止するという結論に至ったわたしの場合のはなしです。
他で内定がとれた場合に辞退したいと言っても、それこそエージェントの面子もあるので辞退は認められないので注意しましょう。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
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