こんにちは、ぺりですヾ(´ー`)ノ
飼い犬が認知症になったのが11月、そこから2週間くらいのスパンで少しずつ症状が悪化しています。
今では自力で立つことができず、起きている間はずっと鳴いて足をばたつかせています。
バタバタしながら頭を床に擦りつけるので、鼻の頭を擦りむいてしまい、少し目を離すとそこらじゅう血まみれに。
かと思えば散歩に行くとリードだけでどんどん歩いて行けたり、、、。
仮病ナノカイ?愛ちゃん、、、?
というのを言い訳に、随分と更新の間が空いてしまいました。
認知症のワンちゃん介護している・していた人のブログ読み漁る毎日です。
さて、お待たせ(?)しました、屋久島旅行の続きです!
前回の記事はこちら。
女ひとり屋久島旅行2日目
旅樂のガイド~白谷雲水峡と太鼓岩へ~
2日目は屋久島ガイド旅楽(たびら)さんのガイドで白谷雲水峡と太鼓岩へ。
ジブリの映画「もののけ姫」の森の舞台とされたという白谷雲水峡は、屋久島のトレッキングの中でも比較的軽い行程のコースですが、屋久島の魅力がたくさん詰まったスポットです。
自分だけで歩くことも可能なのですが、ぜひガイドを付けてその魅力を存分に味わってほしいです!
6:00 民宿に送迎
この日はわたしの他に2組のお客さんがいて、順にガイドさんが迎えに来ました。わたしは白谷雲水峡の入口に近い宮之浦に宿をとっていたので、お迎えの順番は最後でした。
起床し準備をし、軽めの朝食を。
1日目の夜に買っておいた、宮之浦のひらみ屋さんのクリームパン♪
お店まで行かなくても、宮之浦のヤクデンで買えます。
あとでガイド中に朝食の時間が設けられていますが、わたしはそれまでにお腹が空くのでエネルギーチャージ(笑)
6:00に送迎車に乗り込み、みんなで朝食がてら朝日を見に行くことに♪
6:30 朝日を見ながら朝食
車を降りて、朝日が昇るのを見ながら朝ごはんです。
写真はありませんが、朝食は昼食と一緒に、民宿チェックイン時に2日分手配してもらった登山弁当。
おにぎり2つにおかずがちょっとついてます。先に食べたパンと合わせてやっと満腹(笑)
ここで他の方々と軽く自己紹介。
50代くらいのご夫婦と、わたしと同世代の女性と、わたしの4人のツアーでした。
このメンバーでトレッキングしたり、軽食をとったりするわけですが、そんなにベタベタと話したりはしないので、初対面が苦手な人もそんなに気負うことはないかな、と思います。
ところで、わたし、お正月に初日の出を見に行ったりもしないので、こんなにゆっくり日の出を見るのは初めてでした。
海面から登る朝日、とっても感動しました!!!
7:30 白谷雲水峡へ
朝食を終えて30分ほど、くねくねと山道をドライブ。酔いやすい方は注意です。
ようやく入り口へ到着!
みんなで準備運動をし、入り口にある管理人室で協力金500円を払います。
トイレや着替えはここで済ませておきます。
よく勘違いしている人がいるそうなのですが、太鼓岩まで登っても、売店もお食事処もはありませんよ!笑
水は途中で汲めるようなところはありますが、特にミネラルはなく味も普通です。
また、縦走用の小屋にトイレはありますが、水洗じゃなく、古き良きぼっ○んです(笑)
今回初めて登山靴を履きましたが、紐のかけ方がわからずてこずっていると、ガイドさんがレクチャーしてくれました。
やっぱり慣れないことをするときに、ガイドの存在は心強いです。
準備完了。
さあ、どんどん登って行くぞー!
と、思いきや。
入り口付近はガイドで立ち止まることも多く、かなりゆっくりペースでした!
でも、森の奥の木々であったり、屋久島特有の生態系であったり、足元の小さな草花だったり、そういうものを屋久島で10年20年見守ってきたガイドさんのお話のおかげで、自分では見落としてしまうような景色を新鮮な気持ちで満喫することができました。
岩の上の苔に根付いた木。ものすごい生命力!
ほんとはもっと大きくなるのに、トレッキングルートに根付いたためにもう十数年このサイズらしい。面白い!
倒木に根付いた木。
弱肉強食感に溢れている。
わたしみたいな変態はこの辺で大興奮します。
旅行の前は天気予報を毎日チェックしていて、ずーっと晴れ続きの予報だったんですが、この2日目は何度か雨予報が出ていたんです。
なので、雨に濡れた苔が見られる!
そう思い楽しみにしていたのですが、、、
めっちゃ晴れてますやーんヾ(´ー`)ノ
雨の気配なんて微塵もないわ。
「屋久島はひと月に35日雨が降る」って言ったの誰よ!
ぺり、晴れ女で困っちゃう。カラッカラよ、、、(泣)
くぐり杉は白谷雲水峡でも有名スポット。
倒木の上から新しい杉が根付き、やがてもともとあった倒木が朽ちてこんな形になるんだって。
へ~!が連発(笑)
写真スポットでは、みんな順番に撮ったあと、ガイドさんが各自のカメラで自分入りの写真も撮ってくれます。
今まで一人旅で風景の写真ばかりだったので、ちょっと嬉しい!
屋久島と同じ形の岩。
ぜひ探してみてください。
いわゆる苔むす森はこのへんらしいです。
もちろん、ここまで来られなくても、この森のほとんどが苔に覆われていて、どこを撮っても苔むす森です(カラカラに晴れてたけど)
11:20 太鼓岩へ到着
辻峠まで来たら、太鼓岩までもう少し。
最後の上り少しキツいですが、木々の力を借りてもう一踏ん張り。
片道約4時間かけて、太鼓岩へ到着です!
空~♡♡
高くてちょっと腰が引けてるわたし(笑)
でもとても見張らしよく、風がやさしく、達成感が込み上げてきました。
オフシーズンの平日でしたが屋久島の人気スポット、太鼓岩付近には観光客がたくさん。
みなさん、順番を守ってくつろいだり、写真を撮られたりしてました。
写真ではよくわからないけれど、かなり日差し強いです!
帽子もサングラスも持ってかなかったので、日焼け止めを浴びるように塗りました。
男女関係なく、必須です。
春には太鼓岩から下一面が桜になるそうです。
お花見シーズンは空いてておすすめとのこと!
12:15 お昼ごはん
30分ほどで太鼓岩を後にし、少し戻ったところでお昼ごはん。
この大きな岩の下でいただきました。
お昼は民宿で手配していただいた登山弁当。
おにぎり3つか、2つにデザートが選べ、わたしはデザートの方に。
旅樂のガイドだとインスタントのお味噌汁がもらえます。
何度か休憩をとっておやつを食べていましたが、お腹ぺこぺこだったので完食(笑)
13:30 来た道を戻る
1時間くらいお昼休憩をとって、後は来た道を戻ります。
白谷雲水峽は来たのと同じ道を戻るルートになるので、新鮮さは往路ほどではないものの、随所でガイドさんが面白いものを教えてくれます。
わたしはこの恐竜みたいなヒメシャラがお気に入り。
復路はまた休憩を挟みながら、およそ1時間40分くらいで駐車場に着きました。
15:20 民宿に帰宅
帰りの車で爆睡、気づいたらもう民宿に到着してました。
ここで一日目の料金の支払いをします。
旅樂では白谷雲水峽と太鼓岩6時スタートのガイドで12,500円でした。
翌日のお迎えの確認をして、今日のガイドさんとはお別れです。
一日ありがとうございました!
旅樂 白谷雲水峽トレッキングの感想
当初はこの2日目の行程はガイドを付けずに、自力で太鼓岩まで行こうと思っていました。
ただ、先に3日目の黒見岳のガイドが決まって、
どうせどこかで登山用品もレンタルしなきゃいけないし、
だったらもうレンタルも2日目のガイドもお願いしちゃったほうが手続きとか楽かな~
っていう、なんとなくなノリでガイドを依頼したのでした。
実際、普段軽い運動をしている人なら、充分ひとりで行って帰ってこれると思います。
でも、よほど屋久島について予習した人でない限り、屋久島独自の自然のこととか、目の前の光景がどれほど素晴らしいものであるかとか、感じとるのが難しいのではないかな~と思うのです。
わたしも、全然詳しくなかったし。
うんちくよりも自分の直感が大事~♪
とか思っていたけど、なんか、なんていうんでしょう、
そんなことよりも、ガイドさんからものすごーく伝わってくるんですよ!
屋久島愛が!!!
わたしたちに説明をしたり、サポートをしたりしながら、道の隅に落ちてる小さなゴミを何を言うでもなく、さりげなく拾って歩いていく姿に、胸が熱くなりました。
この土地を愛する人たち、ひとりひとりの努力でこの美しさは保たれている。
たくさんの奇跡でこの島はここにある!
って思うと、もうね、たまんねーです。
ほんと興奮ポイントおかしいです、変態ぺりです。
ちょうどいいタイミングで休憩とれたり、お菓子くれたり、お味噌汁くれたりするしね。(そこ)
行程が楽なので、ひとりで行っても大丈夫だけど、ペース配分考えないと翌日に響きます。
屋久島2日目夜ご飯
恵比寿大黒とし
民宿でゆっくりした後は、翌日の黒味岳に備えて早めの夜ご飯。
30分かけて行ったお店がぺりあるあるの臨時休業だったので、目星をつけてて帰り道にあった恵比寿大黒としへ。
18時すぎの早い時間だったので、先客は男性一人と夫婦の2組のみ、男性と同じカウンターの端っこへ。
このお店は自分でメニューを見ながら紙に書いて注文する珍しいスタイル、間違いがなくて良いですね。
頼んだものは、
- 生ビール
- 首折れ鯖お刺身
- 屋久島つきあげ
- トビウオの唐揚げ
ちょうど良い疲労感が気持ちよくて、生!
前日の若大将ですっかり気に入ってまたまた鯖。
このもっちり感、なんなんでしょ、うまい!
頼んだ直後に反対側にいた男性から、
「食べきれなくて残しちゃいそうなんだけど、食べます?」
言われて困っていると、
「この方も同じの頼んでますから」
と、大将から助け舟(笑)
いや、頼む前に行ってくれればご相伴に預かって違うものも食べられたのに!(食への執念)
カウンターの端と端なのにちょいちょい話しかけてくるので、若干うざいな~と思っていたら外国人観光客のお一人様が間に座ってくれて解放されました。
さて、気になっていた屋久島名物つきあげ!
トビウオのすり身のさつま揚げです。
ふわっふわで、魚の味がしっかり出ていて、大根おろしとよく合う!
翌日も他のお店で食べて、お土産にも買ったのですが、ここのが1番おいしかったです。
トビウオのから揚げ、想像していたのとまったく違うものが出てきて焦りました。
サバの竜田揚げみたいのと思っていたら、まるまる1匹、どーん!
頭からひれ?まで、ほとんど食べられます。
おいしかった、ごちそうさまでした!!
食べている間、先ほどの男性客があまり上手でない英語で果敢に外国人の方に話しかけていたのを盗み聞きしていたのですが(笑)
「東京も熊本も京都も行ってたくさんの日本人と話したけど、屋久島に行ったことがある人は一人もいなかった、どうして?」
みたいなことを言ってました。
確かに。わたしの周りにもいないかも。
屋久島に来るのは時間もお金もかかるし、それなら海外に行こうってなるんだろうなあ~。
今度からお店に来た観光客には、屋久島を激推ししようと思いました♪
Panorama
ご飯ものを食べなかったので、なんとなく物足りなくて2件目へ。
民宿近くで気になっていたPanorama。
古民家をリノベーションしたちょっとおしゃれなレストラン。
たんかんジュースとお通しのガーリック枝豆。
どのメニューもとってもおいしそうで悩んだけれど、やはり米も魚も食べたかったので、、、
ポケ丼どーん!
ちょっと洋風な味付けの漬け丼です。
やっぱり歯応えがいいですねえ、もぎゅっとする!
〆のデザート。どれだけ食べるのかと。
わたしの旅の醍醐味はこれなんでね!
今回は登山弁当に朝昼使っちゃってるので、夜は存分食べますよ~。
このクレームブリュレは屋久島紅茶で香り付けがしてあって、普通のよりも好きな味でした。
20時頃、すでに筋肉痛の足を引きずり帰路へ、、、。
3日目はいよいよわたしの中でのメイン、黒見岳へー!
お付き合いいただき、ありがとうございました。
一人旅の関連記事も良かったら読んでみてください。