こんにちは、ぺりですヾ(´ー`)ノ
またまた、書き直した記事の再投稿です。
書き直すときに意識したこと。
図書館は知識の宝箱
3月に転職活動を強制終了して現職に向き合った時に、
(現職の不満ばかりが目についてしまったのは、わたしがまだ全力を出しきっていないからではないか?)
と感じました。
今の仕事でできることって、まだまだたくさんあるし、実は可能性が無限にあるんじゃないかと。
(より良い働きをするために何をしたら良いのだろう?)
そう考えたとき、答えを求める手段のひとつが本を読むことでした。
みんな誰もが自分ひとりの人生を生きていて、経験から先を予想したりアクションを起こしたりしています。
その経験は最低でも自分一人分。
でも、本を読むことで、2倍にも3倍にも経験値を増やすことができるんです。
それってかなりすごくないですか?
自分以外の人が培った経験やノウハウが詰まった本は宝です。
わたしにとって図書館は宝の山です。
図書館の本は無料で借りることができます。
読書は最も手軽な自己投資の一つです。
本そのものは返してしまっても、本から得た情報は自分のなかに蓄積されていきます。
そうしてインプットした情報を、自分の経験や挑戦と結びつけて、新しい価値を生み出すことができるなんて、素晴らしいと思いませんか?
これから紹介する本は、仕事に対するもやもやから図書館をうろついてるときにたまたま手に取った本です。
この、たくさんの本の中から人差し指で本を選びとる瞬間もたまらんですね。
成績が伸び悩んでいる営業の方、わたしのように販売職でも、お客様とのコミュニケーションスキルを上げたい方におすすめします。
専門アドバイザー=カッコいい営業で人生が変わる
著者の青木毅さんは、米国人材教育会社代理店にて、1,000名以上のセールスマンの中で5年間トップの成績を挙げるという快挙を成し遂げた、営業一筋40年!な方です。
その経験を活かし、自らが実践してきた「質問型営業」を指導する会社リアライズを設立し、営業コンサルタントとして活躍されています。
わたしは営業職ではないけれど、お客様に直接商品やサービスを提案するという共通点から、何か生かせることがありそうだと思い読んでみました。
本書では、著者が営業と人生を変えた”奇跡の営業法”、説明せずに相手にしゃべらせる「質問型営業」について、その仕組みの秘密と具体的な方法について、著者の経験とともに説明されています。
営業として必要な心構えは、「物を売る」のではなく「ありがとう」を売る、つまり「お客様の役に立ちたい」という思い。
お役に立ちたいからこそ「聞く」ことでお客様のことを知り、解決策を一緒に考え、役立ちそうな商品を提案する。
それが著者の辿り着いた、相手の話を「聞く」だけの奇跡の営業法の原点です。
役立ちたい気持ちがモチベーションになる
本書では、実際に何を聞けば営業がうまくいくのか、具体的な質問のポイントや練習法が惜しみなく紹介されています。
わたしは販売職で店頭に立って、いわゆるBtoCのお仕事をしてますが、共通するシーンも多くあり、とても勉強になりました。
こういう本って、結構上から(笑)な書き方をされる人もいるんですけど、青木さんは自分の失敗体験からのアクションをしっかり書き起こしてくれてるので、親近感があり、自分の仕事に投影しやすいと感じました。
お客様の考え方を聞くと、お客様がどんなことに価値を感じるか、ということが見えてきます。
そして現状の問題を聞くことで、わたしたちに求められている価値に気づきます。
営業も販売も、単に物やサービスを売っているわけではないんですよね。
わたしたちはいつも自分の解決したい不満や悩みを抱えています。
たくさんの情報の中から、それを解消してくれる商品やサービスに出会い、価値を感じ、その価値に対して対価を払っています。
本書を読んで、営業や販売の仕事というのは、そのお客様の求める価値と、自分達が提供できる価値のマッチングだと思うようになりました。
また、本書は営業手法や販売手法といった仕事だけの話にとどまらず、「人の役に立ちたい」という相手を思いやる気持ちから生まれるコミュニケーションのあり方や生き方を提唱している、と感じました。
「あなたの役に立つ」という生き方をしていると、人生が喜びに満ちてきます。
この言葉こそ、わたしの今の仕事のやりがいにつながっているのかも、と思いました。
競合には読ませたくない1冊です。
この本がとても面白かったので、この方の他の著書もぜひ読んでみたいと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。