こんにちは、ぺりです。
大晦日ですね。
みなさんそろそろ大掃除もすんで、家族団欒の時間でしょうか?
わたしは今年も仕事でセールの準備です!
仕事納めならぬ、仕事仕込みです!
今年はブログを始めて以降3年ぶりに10件以上投稿することができました(笑)
ぼやき記事が続いてたので、たわいもない記事を書いてたのだけど終わらないまま年越しです、ぴえん!
去年の年末に書いた記事がこちらだったのですが、まあ言ってたとおりに過ごせた一年でしたね。
まわりにどう思われるかより、どんな自分が好きか、どうしたら自分が好きな自分でいられるか、そこを軸にいろんな選択をした一年でした。
自分と他人、ということをかなり意識して過ごしたなーと思います。
考え方の違いがあって当然の人間関係で、それでも一緒に幸せでいたい人とどう折り合いをつけてくのかとか、そんなことを考えながら過ごしてました。
家族への愛を、自分なりにどう伝えてこうとかね。
2021年。
相変わらずな世の中で一周まわって笑えてくるし、念願の奥入瀬にも行けたし、奨学金も返済できたし、わたしにはとても実りある一年でした。
未来のわたしに誇れるよ。
さて、更新のついでに、またまた最近読んだ本の紹介。
リモートでの対談を書籍化したこちら、料理と利他。
土井善晴さん、大好きです。
わたしが味噌を手作りしようと思ったのも、土井さんがお味噌汁の素晴らしさを教えてくれたから。
身近な食のおはなしから、哲学へ発展していく対話形式の本。
物腰が柔らかで、土井さんの本を読んでるとホッとして涙が出てくる。
料理をするということは、自然に触れるということ。
料理をすることは愛していること。
料理を食べることは愛されてること。
便利なものが増えた現代では、料理って、どうしても手間のかかるもの、億劫なものってイメージがあるかもしれないけれど、そうじゃない。
食材を選んで、調理をして、食器に盛り付けて、食べて、後片付けをして、そうした一連の動作を丁寧に手間をかけることで、美しい日常の営みになっていく。
料理だけでなく、何事も「時短」して効率化を求める現代だけれど、もっと「ゆっくり」したっていいじゃないかってことをおっしゃっていて。
わたし、数年前から土鍋で玄米を炊いてるのだけれど、玄米は白米よりもよく研がなきゃいけないのね。
6時間くらい浸水もするし炊くまでに時間がかかるんだけど、でも、その玄米を研ぐ時間がなんか心地いいんですよねえ。
おいしく炊けますようにって、やらかくなってねって、玄米と対話するような。
「和える」と「混ぜる」の違いにも、和食と日本人の感性が伺える。和食は「和える」。
ひとつの料理にばらつきがあってこそ、味に深みが出るというもの。人間も同じ。
そんなおはなしを、政治学者の中島さんととてもわかりやすい言葉で語られています。
興味があったら是非読んでみてほしいです。
それではみなさん、今年もお付き合いいただきありがとうございました。
良いお年をお迎えください。