わたしのひとりごと

お付き合いいただきありがとうございます。

縄文杉に行かない屋久島3泊4日旅行のはなし【3日目】

お久しぶりです、ぺりですヾ(´ー`)ノ

 

またもや前回からだいぶ空いてしまいましたな。

その間に愛犬を看取ったり辞令が出て引継ぎしたり異動したり令和になったりいろいろありました。

今のお店にきて1ヶ月、まあ元気にやってます。

 

屋久島行ったのも、もう半年以上前になってしまったんだなあ。

ついこの間みたいに感じるのになあ。また行きたいな。 

 

前回の記事はこちら。

 

 

experico.hatenablog.com

 

 

女ひとり屋久島旅行3日目

旅樂のガイド~黒味岳~

2日目に続き、屋久島ガイド旅楽(たびら)にガイドを依頼し、今回の旅の本命でもある黒味岳へ。

 

黒味岳ってなんぞや??とね、なりますよね。

え、そこ縄文杉行っとく感じじゃないの?って。

 

わたしもね、最初は行くつもりでしたよ、縄文杉

あともう一泊できてたら確実に行ったと思います。

でも。ガイドHPを見ながら旅行日程を詰めているときに出会ってしまったのです。黒味岳に!

 

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屋久島のガイドツアー島結 SHIMAYUI さんより引用した画像です。

黒味岳ガイドツアー ~大パノラマの絶景を見よう~ - 島結 SHIMAYUI

 

見よ、この素晴らしき大パノラマ!!!

 

 

黒味岳?初めて聞いたぞ!

運が良ければ雲海が見えるらしい!

 

え、行きたい行けたら行きたいいやもう、

絶対行く!!!

 

片道約4時間かけてわたしが見たいもの、欲しいものってなんだ??

縄文杉、たしかに有名で壮大で素晴らしいものかもしれない。

 

だけど、せっかく長時間かけて屋久島へ行って、さらに厳しい行程を登っていくなら。

ご褒美に頂上で大好きな空が見たいな!

 

そう思い、縄文杉でなく黒見岳に上ることに決めました!

 

 

黒見岳は、標高1,831Mの九州百名山のひとつ。屋久島にとどまらず、九州で6番目に高い山なんですって。

 

ちなみに、九州最高峰は屋久島の宮之浦岳の1,936M。

屋久島はこうしたどでかい山々が連なっていて、標高差で亜熱帯から冷温帯まで様々な自然を楽しめるのです!

 

例えるなら、日本列島を屋久島の上によいしょって立てたような感じ。

(全部ガイドの受け売り)

 

宮之浦岳と黒味岳は途中までは同じルートを行きます。

つまり、最高峰の宮之浦岳に登らなくても、黒味岳に行けば同じように屋久島独自の自然に触れられる。

さらに頂上ではパノラマ絶景が待っている、いいとこ取りのコースなんです!

 

屋久島に着いてから、何人か地元の方にどこに行くのか聞かれて黒味岳と答えると、

「目の付け所がいいね!すっごくおすすめだよ!縄文杉はそのうち行けばいいけど、黒味岳は絶対行った方がいいよ!」

口々にそう言っていただきました。

地元民のお墨付き黒味岳~♡

 

5:00  民宿にお迎え

起床して本日も民宿で先にパンを詰め込む。

 

この日のメンバーはわたしと40代くらいの女性。一人旅同士!

話し方がやたらと色っぽい看護師さんでした(笑)

それぞれガイドが民宿へ迎えに行き、中間地点で合流してから淀川登山口へ向かいます。

 

まだ辺りは暗く、知らないおじさんと長時間車にいるのは少し緊張しました、、、(笑)

 

この日の朝日は車から。


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屋久島はほんとに雲がいい仕事してるんだ~♡

 

7:00  淀川登山口で朝食・・・1,360M

ちょっと車に酔ったのでこの辺りの時間帯とか曖昧。

登山口の入り口に車を止めて、寒いので車内で朝ごはん♪

この日も登山弁当がっつり食べます!

温かいお味噌汁がうれしい。

 

準備運動やトイレを済ませ、協力金を払い入山届けを出します。

おまけで屋久杉ストラップもらいました。

 

黒味岳や宮之浦岳に向かうルートにはトイレはほとんどありませんので、携帯トイレの用意をお忘れなく!

 

7:45  黒味岳トレッキング出発

まずは1.5km先の淀川小屋に向けて出発です♪

黒味岳へのルートは、前日の白谷雲水峡以上に根っこの巣窟という印象です。


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この日のガイドさんは、結構おしゃべり好きのようで、ご自身の屋久島での暮らしやガイド事情など、いろいろ話してくれました。

 

日本列島を立てると屋久島になる、というのもガイドさんから。

 

白谷雲水峡のときも思ったけど、旅樂のガイドさんはめちゃくちゃ苔に詳しい。


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歩き始めてから40分か50分ほどで、世界遺産地域に足を踏み入れます。


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世界遺産に囲まれるって、かなり不思議な気分。見られてる感じ(笑)

 

この辺りは森のように背の高い木々が多い。


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8:50  淀川小屋

小一時間ほどで、淀川小屋へ到着です。

この小屋では縦走(山中泊)の方が食事をしたり睡眠をとったりします。

 

看護師のお姉さまがトイレに行っている間にちょっとお散歩。


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なんか、、、神秘的じゃないですか?!

 


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この日も快晴、水に空が反射してきれいです。

 

おやつタイムをとって、再び黒味岳を目指します。


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風情のある屋久杉。


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上の方で少し紅葉が始まってます。

 

10:45  高盤岳展望所

花崗岩でできた見晴らしのいい山肌で休憩。

ここに来ただけでもかなり達成感あり!

 

切り分けたお豆腐に見えることからそう呼ばれているトーフ岩が遠くに見えます。


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我々の目指す黒味岳頂上はあれです。(どれ)


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よーーーーーく見ると人がいるんです!


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ほんとにあそこまで行って帰ってこれるの?

と、ちょっと不安になりますが大丈夫!もうすぐです!

 

11:15  花之江河・・約1,650M

高盤丘展望所からわりとすぐでした!

日本最南端の高層湿原です。


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まるで日本庭園のような、、、と説明がありましたが、たしかにこれまで登ってきた風景とは一変。

 


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そんなに背が高くない植物に変わってきています。

 

根っこの巣窟だったはずなのに、、、!

 

11:45  黒味分かれ・・・1,700M

花之江河をすぎてすぐに分岐点になります。

ひとつは九州最高峰の宮之浦岳へ向かうルート、もうひとつが我々の向かう黒味岳ルートです。

 

ここまできたらあともうひとふんばり!

 

途中、アスレチックのようにロープを使って岩肌を登るところが2ヶ所あります、なかなか楽しいです♪


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ガイドさんに撮ってもらいました(笑)


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体力に自信のない方は、ここに大きな荷物を置いていくこともあるそうです。

 

ここまで来ると、自分の腰よりも低い植物ばかりです。

足元も斜めになってきてちょっと怖いけれど、木の枝を頼りに進みます。


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屋久島固有の植物もたくさん教えてもらいました(名前忘れたけど)


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足元狭かったりするので、慎重に。

 

そしてついにーーー!

 

12:30  黒味岳頂上でお昼ご飯・・・1,831M


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黒味岳登頂!!晴れ渡ってる~!


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雲海は見れなかったけれど、この素晴らしい空を見てください♡なんて芸術的なの~♡


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パノラマ撮影、お姉さま写り混み。

宮之浦など、回りを囲む屋久島の山々が見渡せます。


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遠くには屋久シカの姿も。

絶景を眺めながらの昼食。最高だね!

 

ちなみに、ほんとの頂上はあっち。


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せっかく撮ってもらったのに、雲に覆われてしまい、よくわからないことに(笑)

 


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これ、反対側から撮ってもらうと結構サマになるのですが、ちょっとルートを戻らないといけないので今回はお願いしませんでした。

あんまり離れると危ないし。

 

写真に残らなくても素敵な思い出があれば問題なし♪

 

空に囲まれて食べるご飯はとってもおいしいー!

 

この時先客のご夫婦がいて、ドローン(!)を飛ばしていたので写りこませてもらって上から自分達を見ることができましたが、ほんとうに爽快!

超!気持ちいいー!

 

この気持ちよさをぜひみんなも知って~!

そして語り合おう~!!!

 

13:40  来た道を戻る

とっても名残惜しかったー!後ろ髪を引かれながら下山。

あっという間に花之江河。


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写真を撮らなかったのですが、ここには祠があり、ガイドさんがお参りをしてました。

実は、わたしが黒味岳に上ったこの日は半年に一度の山の神の日。

山の仕事をしている人は入山を控える日らしいです。

 

そのため、他のガイドさんではこの日のガイドを行っていないところも多く、困っているところを快く受け入れてくれたのが旅樂さんでした。

本当にありがたい、、、!

 

あ、お猿にも会えました。


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数時間ぶりです先輩。


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再びの淀川。

西日がさして朝とは違う雰囲気、これもまた素敵。


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ここで最後のおやつ休憩。

 


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なんかもうなんも言うことなしです。とにかく見てください←


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17:00  淀川登山口へ到着、民宿へ

2日目に続き、帰りの車は爆睡でした(笑)

もうすでに筋肉痛が始まっていて車を降りるのも一苦労、、、運動不足ですね、、、。

 

3日目の黒味岳コースのガイドは通常14,000円。

今回は白谷雲水峡とセットで1,000円引きでしたヾ(´ー`)ノ

 

旅樂さん、2日間のガイドをありがとうございました!!

 

旅樂 黒味岳トレッキングの感想

黒味岳、行ってみたいけど体力が不安!という人のために。

主にトレッキングについての感想を。

 

黒味岳は、白谷雲水峡と比べるとかなり本格的な登山です。

ガイドさんに指示された持ち物や服装は大前提で守りましょう。

 

ぺりは28歳標準体型、日頃の運動は週1~2回のジム通い。

登山靴をはいてのトレッキングは初めてで、数週間前から意識して階段を使うようにしてました。

 

わたしは今回ストック(杖みたいなやつ)はレンタルしませんでした。

邪魔になるかな~と思ったので。

 

実際、登りでキツいときは木の枝や根っこの助けを借りることができましたし、普通に歩く分には足腰に負担を感じることはありませんでした。

 

ただ、下りの時はかなり足も疲れていて膝が笑ってたので、あったらあったで便利かな。

 

前日に太忠岳(1,479M)に登ったお姉さまは筋肉痛がありつつもストックのおかげで結構すいすい登れてましたのでご参考までに。

 

ガイドさんは途中見かける植物も丁寧に教えてくださるので、筆記用具などあるとメモできていいかな!

 

宿に帰る頃にはかなり筋肉痛がキテましたが、それ以上に黒味岳から見下ろす屋久島の自然の美しさに感動し通しでした!!

 

屋久島3日目夜ご飯

お食事処 潮騒

疲れて着替えるのも面倒だったのでその足で潮騒へ。

滞在中何度か前を通って気になっていたのです。

 

たくさんのメニューの中から、普通にエビフライ定食をいただきました。

脂っこいの食べたくて。


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エビが大きい!おいしい!

 

すっかり気に入ったつけあげも!


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日本酒もいただいてすっかりいい気分。

 

こちらは通り沿いにあるためか、お一人様よりもファミリー、地元民で賑わっている印象でした。

 

 

帰りに島の猫ちゃんたちに遭遇。

 


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人懐こくて可愛かったです。

 

 

4日目は帰宅日、ほぼ移動に終わりましたが一応記事にしたいと思います。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

縄文杉に行かない屋久島3泊4日旅行のはなし【2日目】

 

こんにちは、ぺりですヾ(´ー`)ノ

 

飼い犬が認知症になったのが11月、そこから2週間くらいのスパンで少しずつ症状が悪化しています。

今では自力で立つことができず、起きている間はずっと鳴いて足をばたつかせています。

バタバタしながら頭を床に擦りつけるので、鼻の頭を擦りむいてしまい、少し目を離すとそこらじゅう血まみれに。

かと思えば散歩に行くとリードだけでどんどん歩いて行けたり、、、。

仮病ナノカイ?愛ちゃん、、、?

 

 

というのを言い訳に、随分と更新の間が空いてしまいました。

認知症のワンちゃん介護している・していた人のブログ読み漁る毎日です。

 

 

さて、お待たせ(?)しました、屋久島旅行の続きです!

 

前回の記事はこちら。

experico.hatenablog.com

 


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女ひとり屋久島旅行2日目

旅樂のガイド~白谷雲水峡と太鼓岩へ~

2日目は屋久島ガイド旅楽(たびら)さんのガイドで白谷雲水峡と太鼓岩へ。

ジブリの映画「もののけ姫」の森の舞台とされたという白谷雲水峡は、屋久島のトレッキングの中でも比較的軽い行程のコースですが、屋久島の魅力がたくさん詰まったスポットです。

自分だけで歩くことも可能なのですが、ぜひガイドを付けてその魅力を存分に味わってほしいです!

 

6:00  民宿に送迎

この日はわたしの他に2組のお客さんがいて、順にガイドさんが迎えに来ました。わたしは白谷雲水峡の入口に近い宮之浦に宿をとっていたので、お迎えの順番は最後でした。

 

起床し準備をし、軽めの朝食を。

1日目の夜に買っておいた、宮之浦のひらみ屋さんのクリームパン♪

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お店まで行かなくても、宮之浦のヤクデンで買えます。

あとでガイド中に朝食の時間が設けられていますが、わたしはそれまでにお腹が空くのでエネルギーチャージ(笑)

6:00に送迎車に乗り込み、みんなで朝食がてら朝日を見に行くことに♪

 

6:30  朝日を見ながら朝食

車を降りて、朝日が昇るのを見ながら朝ごはんです。

写真はありませんが、朝食は昼食と一緒に、民宿チェックイン時に2日分手配してもらった登山弁当。

おにぎり2つにおかずがちょっとついてます。先に食べたパンと合わせてやっと満腹(笑)

 

ここで他の方々と軽く自己紹介。

50代くらいのご夫婦と、わたしと同世代の女性と、わたしの4人のツアーでした。

このメンバーでトレッキングしたり、軽食をとったりするわけですが、そんなにベタベタと話したりはしないので、初対面が苦手な人もそんなに気負うことはないかな、と思います。

 

ところで、わたし、お正月に初日の出を見に行ったりもしないので、こんなにゆっくり日の出を見るのは初めてでした。

海面から登る朝日、とっても感動しました!!!

 


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7:30  白谷雲水峡へ

朝食を終えて30分ほど、くねくねと山道をドライブ。酔いやすい方は注意です。

 

ようやく入り口へ到着!

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みんなで準備運動をし、入り口にある管理人室で協力金500円を払います。

 

トイレや着替えはここで済ませておきます。

よく勘違いしている人がいるそうなのですが、太鼓岩まで登っても、売店もお食事処もはありませんよ!笑

水は途中で汲めるようなところはありますが、特にミネラルはなく味も普通です。

また、縦走用の小屋にトイレはありますが、水洗じゃなく、古き良きぼっ○んです(笑)

 

今回初めて登山靴を履きましたが、紐のかけ方がわからずてこずっていると、ガイドさんがレクチャーしてくれました。

やっぱり慣れないことをするときに、ガイドの存在は心強いです。

 

 

準備完了。

さあ、どんどん登って行くぞー!

 

と、思いきや。

 

入り口付近はガイドで立ち止まることも多く、かなりゆっくりペースでした!

 

でも、森の奥の木々であったり、屋久島特有の生態系であったり、足元の小さな草花だったり、そういうものを屋久島で10年20年見守ってきたガイドさんのお話のおかげで、自分では見落としてしまうような景色を新鮮な気持ちで満喫することができました。


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岩の上の苔に根付いた木。ものすごい生命力!

 

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ほんとはもっと大きくなるのに、トレッキングルートに根付いたためにもう十数年このサイズらしい。面白い!


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倒木に根付いた木。

弱肉強食感に溢れている。

わたしみたいな変態はこの辺で大興奮します。


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旅行の前は天気予報を毎日チェックしていて、ずーっと晴れ続きの予報だったんですが、この2日目は何度か雨予報が出ていたんです。

なので、雨に濡れた苔が見られる!

そう思い楽しみにしていたのですが、、、

めっちゃ晴れてますやーんヾ(´ー`)ノ

 

雨の気配なんて微塵もないわ。

屋久島はひと月に35日雨が降る」って言ったの誰よ!

林芙美子浮雲という小説だと教えてもらいました)

 

ぺり、晴れ女で困っちゃう。カラッカラよ、、、(泣)


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くぐり杉は白谷雲水峡でも有名スポット。

倒木の上から新しい杉が根付き、やがてもともとあった倒木が朽ちてこんな形になるんだって。

へ~!が連発(笑)

 

写真スポットでは、みんな順番に撮ったあと、ガイドさんが各自のカメラで自分入りの写真も撮ってくれます。

今まで一人旅で風景の写真ばかりだったので、ちょっと嬉しい!


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屋久島と同じ形の岩。

ぜひ探してみてください。


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いわゆる苔むす森はこのへんらしいです。

 

もちろん、ここまで来られなくても、この森のほとんどが苔に覆われていて、どこを撮っても苔むす森です(カラカラに晴れてたけど)

 

11:20  太鼓岩へ到着

辻峠まで来たら、太鼓岩までもう少し。

最後の上り少しキツいですが、木々の力を借りてもう一踏ん張り。

片道約4時間かけて、太鼓岩へ到着です!

 

空~♡♡

 

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高くてちょっと腰が引けてるわたし(笑)

でもとても見張らしよく、風がやさしく、達成感が込み上げてきました。

オフシーズンの平日でしたが屋久島の人気スポット、太鼓岩付近には観光客がたくさん。

みなさん、順番を守ってくつろいだり、写真を撮られたりしてました。


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写真ではよくわからないけれど、かなり日差し強いです!

帽子もサングラスも持ってかなかったので、日焼け止めを浴びるように塗りました。

男女関係なく、必須です。

 

春には太鼓岩から下一面が桜になるそうです。

お花見シーズンは空いてておすすめとのこと!

 

12:15  お昼ごはん

30分ほどで太鼓岩を後にし、少し戻ったところでお昼ごはん。

この大きな岩の下でいただきました。
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お昼は民宿で手配していただいた登山弁当。


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おにぎり3つか、2つにデザートが選べ、わたしはデザートの方に。

旅樂のガイドだとインスタントのお味噌汁がもらえます。

何度か休憩をとっておやつを食べていましたが、お腹ぺこぺこだったので完食(笑)

 

 

13:30  来た道を戻る

1時間くらいお昼休憩をとって、後は来た道を戻ります。

白谷雲水峽は来たのと同じ道を戻るルートになるので、新鮮さは往路ほどではないものの、随所でガイドさんが面白いものを教えてくれます。


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わたしはこの恐竜みたいなヒメシャラがお気に入り。

 

復路はまた休憩を挟みながら、およそ1時間40分くらいで駐車場に着きました。

 

15:20  民宿に帰宅

帰りの車で爆睡、気づいたらもう民宿に到着してました。

ここで一日目の料金の支払いをします。

旅樂では白谷雲水峽と太鼓岩6時スタートのガイドで12,500円でした。

 

翌日のお迎えの確認をして、今日のガイドさんとはお別れです。

一日ありがとうございました!

 

旅樂 白谷雲水峽トレッキングの感想

当初はこの2日目の行程はガイドを付けずに、自力で太鼓岩まで行こうと思っていました。

 

ただ、先に3日目の黒見岳のガイドが決まって、

どうせどこかで登山用品もレンタルしなきゃいけないし、

だったらもうレンタルも2日目のガイドもお願いしちゃったほうが手続きとか楽かな~

 

っていう、なんとなくなノリでガイドを依頼したのでした。

 

実際、普段軽い運動をしている人なら、充分ひとりで行って帰ってこれると思います。

 

でも、よほど屋久島について予習した人でない限り、屋久島独自の自然のこととか、目の前の光景がどれほど素晴らしいものであるかとか、感じとるのが難しいのではないかな~と思うのです。

 

わたしも、全然詳しくなかったし。

うんちくよりも自分の直感が大事~♪

とか思っていたけど、なんか、なんていうんでしょう、

 

そんなことよりも、ガイドさんからものすごーく伝わってくるんですよ!

屋久島愛が!!!

 

わたしたちに説明をしたり、サポートをしたりしながら、道の隅に落ちてる小さなゴミを何を言うでもなく、さりげなく拾って歩いていく姿に、胸が熱くなりました。

 

この土地を愛する人たち、ひとりひとりの努力でこの美しさは保たれている。

たくさんの奇跡でこの島はここにある!

 

って思うと、もうね、たまんねーです。

ほんと興奮ポイントおかしいです、変態ぺりです。

 

ちょうどいいタイミングで休憩とれたり、お菓子くれたり、お味噌汁くれたりするしね。(そこ)

行程が楽なので、ひとりで行っても大丈夫だけど、ペース配分考えないと翌日に響きます。

 

屋久島2日目夜ご飯

恵比寿大黒とし

民宿でゆっくりした後は、翌日の黒味岳に備えて早めの夜ご飯。

30分かけて行ったお店がぺりあるあるの臨時休業だったので、目星をつけてて帰り道にあった恵比寿大黒としへ。

tabelog.com

 

18時すぎの早い時間だったので、先客は男性一人と夫婦の2組のみ、男性と同じカウンターの端っこへ。

 

このお店は自分でメニューを見ながら紙に書いて注文する珍しいスタイル、間違いがなくて良いですね。

 

頼んだものは、

  • 生ビール
  • 首折れ鯖お刺身
  • 屋久島つきあげ
  • トビウオの唐揚げ

 

ちょうど良い疲労感が気持ちよくて、生!

 前日の若大将ですっかり気に入ってまたまた鯖。


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このもっちり感、なんなんでしょ、うまい!

 

 頼んだ直後に反対側にいた男性から、

「食べきれなくて残しちゃいそうなんだけど、食べます?」

言われて困っていると、

「この方も同じの頼んでますから」

と、大将から助け舟(笑)

 

いや、頼む前に行ってくれればご相伴に預かって違うものも食べられたのに!(食への執念)

 

カウンターの端と端なのにちょいちょい話しかけてくるので、若干うざいな~と思っていたら外国人観光客のお一人様が間に座ってくれて解放されました。

 

さて、気になっていた屋久島名物つきあげ!


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トビウオのすり身のさつま揚げです。

ふわっふわで、魚の味がしっかり出ていて、大根おろしとよく合う!

翌日も他のお店で食べて、お土産にも買ったのですが、ここのが1番おいしかったです。

 

トビウオのから揚げ、想像していたのとまったく違うものが出てきて焦りました。

サバの竜田揚げみたいのと思っていたら、まるまる1匹、どーん!

 


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頭からひれ?まで、ほとんど食べられます。

おいしかった、ごちそうさまでした!!

 

 

食べている間、先ほどの男性客があまり上手でない英語で果敢に外国人の方に話しかけていたのを盗み聞きしていたのですが(笑)

 

「東京も熊本も京都も行ってたくさんの日本人と話したけど、屋久島に行ったことがある人は一人もいなかった、どうして?」

みたいなことを言ってました。

 

確かに。わたしの周りにもいないかも。

屋久島に来るのは時間もお金もかかるし、それなら海外に行こうってなるんだろうなあ~。

 

今度からお店に来た観光客には、屋久島を激推ししようと思いました♪

 

Panorama

ご飯ものを食べなかったので、なんとなく物足りなくて2件目へ。

民宿近くで気になっていたPanorama

panoramayakushima.com

 

 

古民家をリノベーションしたちょっとおしゃれなレストラン。


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たんかんジュースとお通しのガーリック枝豆。


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どのメニューもとってもおいしそうで悩んだけれど、やはり米も魚も食べたかったので、、、


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ポケ丼どーん!

ちょっと洋風な味付けの漬け丼です。

やっぱり歯応えがいいですねえ、もぎゅっとする!


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〆のデザート。どれだけ食べるのかと。

わたしの旅の醍醐味はこれなんでね!

今回は登山弁当に朝昼使っちゃってるので、夜は存分食べますよ~。

 

このクレームブリュレ屋久島紅茶で香り付けがしてあって、普通のよりも好きな味でした。

 

 

20時頃、すでに筋肉痛の足を引きずり帰路へ、、、。

3日目はいよいよわたしの中でのメイン、黒見岳へー!

 

 

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

experico.hatenablog.com

 

 

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2018年、こんな風に思ったよってはなし

こんばんは、ぺりですヾ(´ー`)ノ

 

今日は大晦日です。

みなさん、今頃温かい部屋で紅白とかガキ使とか見てるんでしょうか。

 

販売職ぺりは今年も大晦日まで仕事です。

好きで選んでやってるお仕事なので、特になんとも思わないです、今は。

 

去年のちょうど今くらい、不満や不安がピークに達して転活を始めたときは、そうは思えなかった。

あれからようやく1年が経ったんだ~って気づくと妙に長い2018年でした。

充実したってことかな!

 

 

experico.hatenablog.com

 

結局転職はしなかったし、その時抱えていた不安に対するドンピシャな解決策はいまだに見つからないのだけど、あの転活があったから、今笑って仕事してる自分がいるなあ~と改めて思います。

 

自分なりに悩んだり、苦しんだり、から回ったり、結局変わらなかったり。

でも、それでもそれが起こる前と後ではわたしは少し違うわたしになっていて、

「やらなくてもやっても同じ」とか、

「自己満足」とか、誰もそんなこと言わないけど仮に言われたとしたら

 

しゃらーっぷ!!!

 

だよ!

 

 

転活に限らず。

 

わたしたちは大なり小なり、毎日何かを選びとって生きているから。

選ばなかったときの別の可能性とか、得られなかったなにかとか、選ばなかった時点でそれはもう現実ではなくなってしまうから、そんなところにすがったって後悔したってその時間こそがもったいない。

 

もったいないというより、そこをちょっと悔やんだりはして良いと思うんだよ、でもそれよりも今時分が持っているものをしっかり認識して、そこに幸せや達成感を見いだしたいと思ってる。

 

選ばなかった方が現実味がない分、輝いて見えるのは当たり前のこと。

 

でも、そっちを選んでいたら得られなかったものもたくさん今の自分は手にしているはずだから。

 

わたしは今のわたしが好きだー!

今までのわたしありがとうー!

 

 

という感じが以前によりも増し増しになった2018年でした。

 

ちょっとわけわからん内容ですが、備忘録。

 

 

皆様良いお年をお迎えください。

 

今年1年、お付き合いいただきありがとうございました。